- 帰ってきてもなかなか宿題をしない
- テレビやゲームばかりやる
- 「勉強しなさい!」とつい口を挟んでしまう
- 勉強をやりたがらない子どもに宿題をさせるのが疲れた
- どうしたら我が子に勉強習慣が身につくのか知りたい
あなたもこのように悩んでいませんか?
実は私もそのうちの一人でした。
このままお子さんが勉強嫌いのままだと、将来の選択肢の幅が狭くなる可能性も考えられます。
そうならない為にも、この記事では勉強嫌いな子に、勉強習慣を付けさせる為に出来る事を紹介します。
今からコツコツ努力する事を身に着けておくのは、今後どんどん難しくなっていく勉強に付いていくためにも必要な事です。
一度遅れを取ってしまうと、取り返すのも大変です。だからこそ毎日の勉強習慣は重要なんです。
お子さんのやる気を出すには、ちょっとした準備やテクニックで背中を押してあげるだけ!!
是非同じようにお悩みの方は最後までご覧ください。
小学生から勉強習慣をつける事の重要性
なぜ小学生から勉強習慣を付けるべきなのでしょうか。理由は大きく分けて2つあります。
- 小学生の間は勉強の習慣を身につけやすい
- 親が子どもの勉強のサポートをしやすい
特に小学校の低学年のうちは授業の内容も比較的簡単で、テストでも良い点を取りやすいですよね。
しかし学年を上がっていけば自然と内容も難しくなり、勉強についていけなくなる事も。
そうならないためには、勉強って楽しい!と思える時期に勉強習慣を身につけておくことが大切になってきます。
また小学生のうちは親が勉強のサポートをしやすい時期。
勉強ができる子の特徴として「家族と一緒に勉強している」家庭が非常に多いんですよ。
どういう事かというと、子どもがわからない事があれば質問できる環境がある、という事です。
こちらの環境に関しては後から詳しく紹介します。
中学生くらいになると「自分で出来るから」と親の干渉を嫌がり関わりにくくなる事も。
ですので小学生のうちに習慣を付けておきたいですよね。
勉強が習慣化すると、勉強しないほうが落ち着かない状態になり、両親から「勉強しなさい!」と言われなくても子どもは机に向かうようになります。
毎日歯磨きをするように自然と勉強することが習慣になったら嬉しいですよね。
次では、勉強嫌いな子どもに勉強習慣を付けるコツを紹介します。
勉強嫌いな子に勉強習慣を付けさせるために出来る4つの事
分かっていてもなかなか机に向かわない子どもに対して、勉強やりなさい!ヽ(`Д´#)ノ と言ってしまう気持ち、よくわかります。
私もあの手この手で勉強を避ける息子にいろいろ試してきました。
もう親が干渉するのは辞めたほうがいいんじゃないかな?と思う時期もありましたよ。
しかし結論から申し上げると、子どもが自然に机に向かうことはまずありません。
なぜなら子どもは動き回って遊ぶことが大好きな生き物だからです。
ですので勉強習慣をつけるためには、子どもに任せるのではなく、親が勉強習慣を付けるきっかけを与えてあげる事が大切になってきます。
出は具体的に何ができるのか。
勉強嫌いだった息子にも効果があった、勉強習慣を付けさせる為に出来ることを4つ紹介しますね。
①環境を整える
勉強机を買ったのに散らかしっぱなしで使ってくれない、学校では勉強してるのに家ではやらない、そんな時は「リビング学習」がおすすめです。
- 分からない所があったらすぐ質問できる
- 学習机で勉強をするよりハードルが低く勉強を習慣にしやすい
- ほどよい緊張感がありサボりにくくなる
子どもを目の届く場所で見守ってあげられるリビング学習は、お子さんだけではなく親御さんにとってもメリットがあります。
リビング学習をするためには下準備が必要です。
テーブルを整理整頓して気が散るようなものを置かない事、TVやゲームは付けない(目につかない)ようにする事、ノートや筆記用具がすぐ引き出せるような収納を作っておく事です。
百均などで売っているファイルボックスを子供一人に一つ用意して、そこに筆記用具と教材を入れて置いておくとすぐに勉強が出来ておすすめです☆
②ルーティン化させる
行動が習慣化するには平均66日必要と言われています(ロンドン大学 フィリッパ・ラリー博士の実験結果)
引用文献:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world
3日坊主があるように新しいことを習慣化させるには時間がかかります。最初から30分は勉強しよう!といった目標だと続かず、逆効果になることもありますよね。
- まずは机に向かって座る
- テキストや宿題を開き一問目を問いてみる
と、いったように一日の中で机に座る時間帯を決め、ルーティン化しましょう。
習慣化のメリットは「〜することが当たり前」の状態になることです。
一度、勉強のクセを付けられれば、子どもだけでなく親にとっても負担がグッと軽くなります。
③時間を決めて集中
勉強が嫌いな子どもにとって1枚のプリントをやるにも、ダラダラと取り組んでしまいがちです。
そんな時は時間を決めてやるのが効果的ですよ。
脳科学的に見ると「完璧に達成するよりも中途半端な状態でやめる方が習慣をつける」事が分かっています。
これは途中で終わるとなんだか気持ち悪い、という人の心理に基づいています。
達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄のほうをよく覚えている現象のことを『ツァイガルニク効果』といいます。
つまり未完成の方が行動を促すということなんです。
明日までに終わらせないといけないような宿題でなければ時間で決めて途中で終わらせていいんです。
ドラマも良いところで終わると続きが気になってしまいますよね?まさにこの法則です。
ストップウォッチやスマホのタイマーを使って「よーいスタート」で始めると集中しやすいですよ^^
わが家では砂時計を使って、落ちる砂を目で確かめながら取り組んでいます。
目で見える目標があると、子供ってやる気になるんですよね♪
出来なくてもあえて途中でおしまい。もう少しやりたかった〜と思わせるのもテクニックの一つです。
まずは5分から初めてみましょう♪
④一緒に目標を決めよう!
- 平日は毎日5分机に向かう
- 毎日ドリルを1枚やってみる
- ○分で解けるように挑戦する
このように小さな目標をお子さんと相談しましょう。
その目標を紙に書いて、目に付く場所に貼ってもいいですよね。
目標が達成できたらたくさん褒めて、また新しい目標を立て直す。
逆に達成するのが難しければ、新たに目標を立て直しても十分効果がありますよ。
子供の学習意欲をあげるには親の声掛けも大切
やはり子どものやる気に火を付けるのは、お父さんやお母さんの声掛け。
褒められて嫌な子はいませんよね。
低学年の間特に効果的なのは、机をリビングに置き、親が声をかけながら勉強を見てあげることです。
子どもが学習している間に家事をしたりスマホで調べ物をしたり用事を済ませたい気持ち、とっても分かります。
でも勉強嫌いな子は特に、ご両親ができるだけ手を止めて、側で見守ってみてください。
お子さんの苦手な所や得意な場所が分かりますし、こどもの成長が見える喜びも感じられます。
側で親がじっと見ているとお子さんが逆に集中できない場合は、お母さんと今から勝負しようね!と宿題とお母さんの用事(家事)どっちが早く出来るか勝負してみてください。
それまでダラダラ取り組んでいたのが勝負になると、急に本気になることも!
わが家ではよくこの方法を使ってやる気にさせています。
勝負にすると、勉強だけじゃなく身支度も早くなりますよ(笑)我が家の場合はギリギリで負けてあげるのがポイントw
勝負なら負けたくない!
そして内容よりも行動を褒めることが重要です。
「こんな難しい問題解けて偉いね」よりも『こんな問題解けるようになったんだね、間違えた後にしっかり復習してたもんね。一生懸命努力してたの知ってるよ。』と具体的に行動を褒めてあげられたらいいですよね。
テストで良い点を採ることよりも「私(僕)の努力を見てくれている」と子どもが感じることが出来れば、点数が伸びなくても挫折せず、結果こどもの学力が伸びていきますよ。
楽しく勉強習慣をつけるなら
進研ゼミ小学講座がおすすめ
楽しく勉強習慣をつけるには宿題+αで進研ゼミの小学生通信講座がおすすめです。
進研ゼミ小学生講座(チャレンジ)は、子供が楽しみながら進んで勉強をするようになる以下のような仕掛けがあります。
進研ゼミ(チャレンジ)のおすすめポイント
- 勉強する時間を音でお知らせしてくれる
- 勉強すればするほどキャラクターが育つ※1
- 頑張ったらプレゼントがもらえる
※1受講学年によって変わります
また、内容は教科書準拠になっているので、ほんの少しだけ早いタイミングで予習ができます。そうすると学校の授業も分かるしテストも解けちゃうんです。
そんな成功体験が、勉強って楽しい、に繋がっていきますよ。
チャレンジは紙教材とタブレットと選べるので子供に合った方を選べるのもおすすめポイントです。
僕は紙の教材をやってるよ
フルカラーで量も多すぎないから、勉強嫌いな子も頑張れる!
この記事のまとめ
子どもが机に向かってくれない、全然勉強してくれないと親としては、どうして良いかわからなくなりますよね。
でも、子どもは外で遊び回ったり好きなことをしている事が自然な姿なので、上手く行かないのは当たり前なんです。
でも勉強嫌いな子をそのままにしておけば、自主的にやるようになるかというと、違います。
だからこそ、子どもだけじゃなくて親御さんも一旦手を止めて子どもが勉強出来る環境を作ったり、気分を変えて取り組めるような方法を試してみましょう。
習慣化するのには約2ヶ月かかります。
でも一日出来ないからといってスタートラインに戻ることはありません。
積み上げただけ必ず少しずつ成長していますからね。急がず、長い目でお子さんの勉強嫌いに付き合っていきたいですね!