幼児・小学生・中学生のいる親へ子供のゲームのルールに関するアンケート調査を行いましたので、具体的な例をいくつかご紹介していきます。こちらの記事では男の子を対象にした調査結果を書いていきます。
女の子を対象にした調査結果は下記の記事からご覧ください。
子供がゲームをする時のルール作り
やはりどこの家庭も同じでルールを決めたほうが子供のゲームのやりすぎ抑制にはなるようです。
途中からルールを決めるより、ゲームを買い与える時にあらかじめ決めてあげたほうが効果がありそうです。
幼稚園・保育園の男の子
ゲームをやり過ぎることによって、将来勉強やその他の活動にたいしての集中力が衰えてしまうと思ったからです。そして私自身がゲームのやりすぎによってかなり視力が低下してしまったので、息子はそんなことにならないようにルールを作りました。
小学生の男の子
ずっとゲームを欲しがっていましたが、学校の成績が悪くなく生活のお約束を守れたら、という条件を付け、また毎日好きなだけゲームができるわけじゃないけどそれでもよいのかと念押しして、小学1年生の誕生日プレゼントにポータブルゲーム機を買いました。なので初めからルールありきでのゲーム購入でした。
(小学5年生)
1日中、息子がゲームばかりをするのがきっかけです。注意をしても、まったく聞かないので、仕方なくルールを作りました。友達といる時もゲームばかりなので、かなり困っていました。ゲームをする時間を少し調整しないと勉強をしないので困っていました。
(小学5年生)
ニンテンドースイッチのフォートナイトというゲームを息子がよくしているのですが、熱中してしまってゲームのプレイ中に敵に対して「死ね」や「殺す」などといった暴言をよく言うようになったのでルールを作りました。
(小学2年生)
平日学校から帰ると、宿題をする前にすぐに家でゲームをやる時間が長くなってしまうことが多く、目にも良くないし、ゲーム以外の他のこともしてほしいと思ったのでゲームの時間についてルールを作ることにしました。
(小学3年生)
我が家で子どもがゲームをする時のルールを決めるきっかけになったのは子どもが一度ゲームで遊び出すと自分の意思でゲームを途中でやめることができなくなるというのがあってルールを決める事になったというのがありました。
(小学5年生)
最近、うちに帰っきたらスマホをいじってばかりで、ちょっと心配。ご飯中や、寝る直前までスマホでゲームをして、その結果、寝不足がたたり、頻繁に朝寝坊します。だからと言って、キツく叱っても不貞腐れて言うことを聞かないので、それだったら、お互いが納得したルールを作って、子供自ら改心してもらうと思い、ルールを作りました。
(小学6年生)
中学生・高校生の男の子
小学生の時、子供に初めてゲームを与えた時に話し合って決めました。友達がゲームの話をするようになり自分もやりたいと言い出したので、ゲーム機を与える前に必ず守る約束として子供と話し合ってルールを一緒に考えました。
(高校生)
ゲームのルールはどう決めた?
親が一方的に決めることも出来ますが、子供が納得しないと決められたルールが守れない可能性もあります。
子供が納得することが大切なので、子供に考えさせるのが一番効果があるのではないでしょうか。あるいは親も一緒に考えてあげてお互いに納得できるルール作りを心掛けましょう。
幼稚園・保育園の男の子
子育ての本と子どもの心理について書かれた本を熟読し、どうすれば子どもが嫌にならないルールを作れるか妻と相談しながら決めました。そして実際に子どもにルールを試してみて、子どもの反応を見つつダメそうなところは修正していきました。
小学生の男の子
ほとんど私と夫で決めましたが、一応子供とも話し合ってルールを決めました。知っているお友達は好きなだけゲームで遊んでいたのですが、どうしてママとパパがそうして欲しくないのか説明し理解させ、週末に宿題や勉強、習い事の練習が終わったら、1時間ゲームをするというルールにしました。
(小学5年生)
ルールの決め方は、最初、子供に任せていたのですが、全然改善しなかったので、親が勝手に決めました。
ルールとしては、以下の2つになります。
1つめは、1日にゲームをする時間は1時間までとすること。1時間以上するとゲーム機を没収することにしました。
1日のゲーム時間を決めないとずっとしていることが問題だったので、ゲーム時間を決めてあげることにしました。
2つめは、スマホのゲームは、目に悪いので1時間までとすること。1時間以上する場合は、スマホを取り上げることにしました。
(小学5年生)
ゲームをしている時に言ってはいけない言葉というものを子供と一緒に決めました。具体的には「死ね」と「殺す」といった言葉は禁止して、他の言葉に言い換えるように教えています。他の暴言も気になるものがいくつかありましたが守らせるのが難しいのでこの二つの単語のみを禁止しています。
ルールは、子供と話し合って決めました。もし「死ね」や「殺す」と言った単語を言ってしまった場合にはお小遣いをその分減らすという事を伝えています。人前で言ってはいけない言葉であると本人もよく理解できたようなので効果があったと思います。
(小学2年生)
子供と一緒に考えて作りました。
・平日はゲームの時間は1時間とすること。
・休みの日もゲームの時間は1時間とすること。
・フォートナイトのような友人と通信して行うようなゲームは平日の月、木、金曜日のみとすること。
・火、木曜日は通信でないゲームはオッケーである。
なるべく親も子供も納得できるような決まりにしました。また、最近決めたばかりなので、様子をみつつ時間を短くしたり長くしたりまた決まりを変更したり調整していこうかと考えております。
(小学3年生)
子どもも一緒になってどういうルールにするか決めました。
ゲームで遊ぶ時は勉強を終えた後でないと遊んではいけないというものやゲームで遊ぶ時は1日1時間以内でないといけないという風に決めています。ただ、休みの日は例外で休みの日だけは1日3時間まで遊んで良いという風に決めています。
子ども抜きで決めたルールだと反発するだけだと思ったのであくまで子どもも納得してゲームのルールを決めたという形を取りました。
一緒に考える事を重視してルールを決めました。
(小学5年生)
夜の9時以降はゲームはしない!食事中もスマホをいじるのはダメ!そのかわり、それ以外の時間は自分の好きにしなさい!とルールを作りました。子供だって親からガミガミと小言を言われるのは嫌なハズ!特定の時間以外なら、好きなだけゲームをしていいよ!と決め、子供も納得した上でルールブックを作りました。
高圧的に、「これは絶対ダメ!」と押し付けがましく言っても、どうせ言うことを聞かないと思っていたので、それなら子供が無理なく受け入れられる範囲で、納得できるように、お互いの意見を尊重しながら、話し合いをして着地点を決定しました。
(小学6年生)
中学生・高校生の男の子
親が勝手にルールを決めて押し付けるのではなく、子供と話し合ってお互いでどうしたら良いのかを考えました。ゲームをする時間はどれだけか、ゲームをするために勉強をどうするかなどすべて一緒になって考えて決めていきました。
(高校生)
決めたルールに対して子供の反応や行動はどう変わった?
幼稚園・保育園の男の子
我が家では子どもがルールを守るごとにニコニコマークのスタンプを押しているのですが、そのスタンプが貯まっていく様子が嬉しいようです。スタンプの色もカラフルにすることによって子どもが飽きるのを防いだり、たまにご褒美の内容を変えたりしているのでちゃんとルールを守ってくれています。
小学生の男の子
ビックリするくらい守ってくれました。あまりに習い事の練習を忘れたり、生活態度が悪い時だけ「今週末はゲームなし!」と反省を促しました。ルールを決めて5年経ちましたが、今ではゲームをするために自ら勉強をして頑張っているので、「午前中に勉強終わったら30分延長」というルールを足して、本人も楽しんでゲームと勉強を両立させています。
(小学5年生)
ルールを作ることで、以下の効果がありました。
・ゲーム時間を守ってゲームをするようになりました。最初、守れなくて没収したこともあったのですが、没収されるのを経験しているので、時間をちゃんと守ってゲームをしています。
・スマホのゲームは実際どれくらいしているのかあまり把握は出来ていませんが、大分以前よりは時間が減ったと思っています。
(小学5年生)
お小遣いが減るのは子供にとって死活問題なのでよく言う事を聞いてくれています。少なくとも親の目がある時だけかもしれませんが自分を律することを覚えてくれたみたいなのでルールを設定して良かったと思っています。
(小学2年生)
守るように努力をしている様子は見られますが、毎日決め決めに守れてはいません。ゲームをずっとやり続けたりすることはなくなりましたし、ゲームの時間は減っているので、まあ今のところは良いかなと思っています。
(小学3年生)
ゲームに関するルールで子どもがどうなったかというとしっかりルールを守っています。
それはやはり子どももこのルールに納得しているというのが大きいです。
また、休日は長時間ゲームで遊べるというのもあってルールを守る気になっています。
(小学5年生)
納得しただけあって、ちゃんと約束を守ってくれます。
普段、ゲームをしてガミガミとお説教されることがよっぽど嫌だったのでしょう!特定の時間を除いて、「後は自由にしなさい」と決めたことで、子供も許容範囲だったらしく、きちんとルールを厳守してくれています。
(小学6年生)
中学生・高校生の男の子
一緒に考えてお互い納得した状態で始めたので、ゲーム機に触る前に必ず学校の宿題をしっかりと終わらせ、読書もゲームをする時間と同じ長さで行って、そのあとゲームを楽しむという習慣ができました。やりたいことのためにやるべきことをしっかりやるということが子供なりにできるようになったのではと思います。
(高校生)