プログラミング業界にはどんな会社があるのか。業界の市場規模はどの程度あるのか。様々な角度からプログラミング業界の動向について統計データを元に解説していきます。
世界のトップ企業とプログラミング業界
世界の時価総額企業ランキング
順位 | 企業名 | 国名 | 主な産業 |
---|---|---|---|
1位 | アップル | アメリカ | 電気機器 |
2位 | サウジアラムコ | サウジアラビア | 石油・ガス |
3位 | マイクロソフト | アメリカ | 情報・通信 |
4位 | アマゾン | アメリカ | 小売 |
5位 | アルファベット | アメリカ | コングロマリット |
6位 | フェイスブック | アメリカ | インターネット |
7位 | アリババグループ | 中国 | 情報・通信 |
8位 | テンセント | 中国 | 情報・通信 |
9位 | バークシャー・ハサウェイ | アメリカ | 保険 |
10位 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | アメリカ | サービス |
トップ10の中には「GAFA」と呼ばれているGoogle(グーグル)、Amazon(アマゾン)、Facebook(フェイスブック)、Apple(アップル)の4社がランクインしていますが、他にもIT業界と言える企業としてMicrosoft(マイクロソフト)、Alibaba(アリババグループ)、Tencent(テンセント)と3社がランクインしています。世界のトップ企業10社の内、7社はIT・プログラミングに関係する業界と言えます。
日本におけるプログラミング業界の市場規模
日本の産業別実質国内生産額の推移
総務省が公表している情報によると、2018年現在で実質国内生産額が一番多い産業は「情報通信産業」です。プログラミング業界はこの情報通信産業の中に含まれているので確実に市場は拡大傾向にあります。
子どもが将来なりたい職業ランキング
毎年学研ホールディングスの調査・研究機関である学研教育総合研究所が発表している小学生〜高校生の将来なりたい職業ランキングもここ数年で大幅に変化しておりますが、最近の集計結果は以下のとおりです。
子どもの将来なりたい職業ランキング
順位 | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
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1位 | パティシエ(ケーキ屋さん) | エンジニア・技術者 | 公務員 |
2位 | ユーチューバーなどネット配信者 | ゲームデザイナー | プログラマ・プログラムエンジニア |
3位 | 医師 | 教師・先生 | 教師・先生 |
4位 | プロサッカー選手 | 公務員 | 看護師 |
5位 | プロ野球選手 | 医師 | エンジニア・技術者 |
中学生と高校生の将来なりたい職業ランキングにはプログラマやエンジニアがランクインしております。小学校からプログラミング教育がスタートしたことによって、数年先には小学生の将来なりたい職業ランキングにもプログラマやエンジニアがランクインする可能性は大いにあります。