気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
- ロボットとスクラッチってよく聞くけど違いがわからない
- それぞれの特徴が知りたい
- ロボットとスクラッチを始めるのにおすすめ教室は?
プログラミングを始めてみようと思っている方が、実際に調べてみて最初に分からなくて困るポイントがロボットとスクラッチの違いです。
プログラミング学習のやり方は数多くありますが、大きく分けるとこのロボットとスクラッチの2つ。
ロボットとスクラッチの違いを知ることで、プログラミングの学び方をほぼ理解できると言っても過言ではありません。
本記事ではそんなロボットとスクラッチの違いを詳しく紹介します。
- ロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違い
- それぞれの学習方法のメリット・デメリット
- 実際に学んだこどもの感想
- ロボット、スクラッチを学べるおすすめの教室
この記事を読めば子どもに適したプログラミングの学習方法がわかります。
ロボットとスクラッチの違いは簡単に言うと
- ロボットを組み立て、プログラミングで動かすロボットプログラミング
- パソコンやタブレットだけでプログラミング学ぶスクラッチプログラミング
となります。
具体的にそれぞれのプログラミングが向いている子は次のようなタイプの子どもです。
- おもちゃやブロックが好きな子
- 年齢が8歳未満
- 手先が器用
- クルマなど動くものが好き
- ゲームが好きな子
- 年齢が8歳以上
- 説明が上手
- パズルなど考えることが好き
適切な学習方法を選ぶことで子どものプログラミングへの興味も高くなり、学習の意欲も高くなります。
学習の効率もアップして、プログラミングが使いこなせるようになれば、子どもの将来の可能性も大きく広げられるでしょう。
それぞれの学習方法の特徴を知って子どもにあった学習を提案してみましょう。
ロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違い
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
まずはロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違いを、まとめて見ていってみましょう。
それぞれの学習方法について詳しく見ていってみましょう。
ロボットとスクラッチの違いを詳しく見ていってみましょう。
ロボットプログラミングとは
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
ロボットプログラミングはブロックを使ってロボットを作り、プログラムで動かす学習方法です。
ロボットと言う名前の通り、ブロックを使って自分で動かせるロボットを作ります。
対象年齢
ロボットプログラミングの対象年齢は年中~小学生(4歳~12歳)です。
ブロックを組み立てる遊び感覚で学習を始められるため、プログラミング学習の中でも対象年齢が低いうちから始められるというのが特徴です。
もちろん幼児のうちは子どもの成長に個人差が大きく、4歳になったら誰でも始められるというわけではありません。
成長に合わせてプログラミング学習に役立つおもちゃなどで興味を引き出して行くと良いでしょう。
幼児からでも始められるのがロボットプログラミングの特徴です。
ロボットプログラミングで使う教材
ロボットプログラミングで使用する教材は以下の4つがあります。
それぞれのロボット教材を詳しく見ていってみましょう。
代表的なロボット教材は、レゴブロックとKOOVです。
ロボットプログラミングの教材として一番多く使用されているのがレゴブロックです。
世界中で使用されているロボットプログラミング教材でその認知度と信頼性はどの教材よりも高いです。
レゴブロックで組み合わせてロボットを作り、できたロボットはスマホやタブレット、パソコンのアプリを使ってプログラミングできます。
小学校で取り入れているところも多くあるため、学校の教育内容に合わせたい方にもおすすめです。
すでにレゴのブロックを持っている方は、手持ちのレゴとプログラミング用のレゴを一緒に使えることもできるのが魅力です。
レゴについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
>>【レゴの種類比較】プログラミング学習用のレゴブロック6種類を詳しく解説
レゴは世界中で使われているロボットプログラミング教材ですね。
KOOVはソニー・グローバルエデュケーションという会社が開発したロボットプログラミング用の学習教材です。
KOOVもレゴと同じく作ったロボットにスマホやタブレット、パソコンでプログラムをすることで思い通りに動かすことができます。
最近ではオンラインでも同じようにKOOVが使えるように、バーチャル空間で自由にKOOVが組み立てられるバーチャルKOOVという教材もあります。
オンラインで自宅でもロボットプログラミング教育を受けられて、ロボットを購入する費用もかからなくなるため、とても魅力的なポイントです。
KOOVについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
>>【KOOVとは?】ソニー製のプログラミング教材の評判は?
KOOVは日本の会社が開発したブロックで日本人に合う物となっています。
アーテックブロックは株式会社アーテックという学習教材を作っている日本の大手メーカーが作った日本製のロボットプログラミング今日の教材です。
タテ・ヨコ・ナナメのあらゆる方向に組み立てることができる構造で、一般的なブロックでは作れない形が作れる面白いブロックです。
アーテックブロックを使用しているロボットプログラミング教室は少ないですが、小学校でも採用しているところが多い教材です。
表現の自由度の高さが魅力となっています。
アーテックブロックとKOOVは同じ形をしているため、どちらも同じことが学べますよ。
簡易的なロボットキットを使用しているロボットプログラミング教室も多くあります。
比較的安い教材費でロボットプログラミングができるため、費用を抑えたい方には嬉しい教材です。
一部の独自で開発したロボット教材を使っているプログラミング教室もあります。
自社開発のロボット教材を用意できるロボットプログラミング教室はカリキュラムともマッチしているため、学習の効果も大きくなるのでおすすめです。
市販のものを使って学んだり、プログラミング教室が独自で開発していたりします。
ロボットプログラミングで育つ力
- 空間認識能力
- 物理的な力
- 手先の器用さ
ロボットプログラミングでは主にこれらの力が身についていきます。
ロボットを作る中で指先を使い、細かい作業をすることで脳の発達が良くなると言われています。
また、スクラッチを使ってロボットを動かすこともできるので、スクラッチの基本的なことも学習ができるのもポイントです。
ロボットを作ることがメインなので、プログラミングは基本的なことのみとなります。
空間認識能力とは、物の位置や方向、大きさを理解し、空間内で物の位置を把握する能力です。
ロボット教材のブロックを使ってロボットを作り上げることで、空間認識能力が育っていきます。
空間認識能力は絵を描いたり、迷路を解いたりすることでも成長するため、日常生活でも徐々に育っていきますが、ロボット作りで指先を動かすとその成長速度は早くなります。
物理的な力は、物を動かしたり、止めたり、形を変えたりする力です。
押す・引く・持ち上げるなどの力があります。
ロボット作りでは物は重さや大きさによって力の入れ方で作りやすさが変わります。
たくさんあるブロックがそれぞれにどういう力がかかっているかを肌で感じることで、物理的なものの動きが理解できるようになります。
物理的な力は私たちの日常生活に影響がある重要なスキルです。
手先の器用さとは、手や指を細かく自由に動かす能力のことです。
例えばお絵描きやブロックを積むときに、思った通りにきれいに描いたり、正確に積み上げたりできることを指します。
器用な子は工作や楽器演奏などが得意で、日常生活でも文字をきれいに書くことができたりします。
手先の器用さは遊びを楽しむだけでなく、学校の勉強やスポーツなど様々なことに役立ちます。
ロボットを作ったり、プログラムで動かしたりしていろんな発想ができるようになります。
スクラッチプログラミングとは
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
スクラッチは学習用に作られたプログラミング言語のScratchを使ったプログラミング学習方法です。
Scratchでは日本語で書かれた指示ブロックをつなげることで、簡単にプログラムがつくれます。
スクラッチは学習用ですが、実際に使用されるプログラミング言語と同じ仕組みでできています。
対象年齢
スクラッチは小学校中学年~高校生(8歳~16歳)が対象となっています。
まだ読み書きができない小学校入学前~低学年(5歳~7歳)に向けたスクラッチジュニアもあります。
読み書きができるようになったらスクラッチで、まだできない子はジュニアスクラッチを使います。
学習用プログラミング言語スクラッチとは?
マサチューセッツ工科大学のメディアラボで開発された子どもの学習用プログラミング言語です。
スクラッチは子どもの学習用プログラミング言語で一番使用されているプログラミング教材。
- プログラミングの仕組みを知れる
- ゲームやアートなど子どもの興味を育てられる
- ロボットに指示を出せる
- 作った作品を全世界にシェアできる
パソコンやタブレットを使って与えられた目的を達成するプログラムを作って、次々と課題をクリアしていくことでプログラミングの仕組みを学んでいけます。
実際に使用されているプログラムと構成は同じ。
日本語で書いたプログラムをコードに置き換えていけば良いので、本格的なプログラミングにも移行しやすいです。
>>スクラッチとは?無料で簡単に学べる子ども向けプログラミング教材|できることや始め方を解説
小学生のプログラミング学習と言えばほぼスクラッチを使いますよ。
スクラッチプログラミングで育つ力
- 論理的思考
- 想像力、創造力
- 問題解決力
ロボットプログラミングでも学べますが、より効果的に学べる様になっています。
論理的思考はものごとの順番に考えて、その原因を探って答えを出すことです。
論理的思考では今起こっていることの情報を集めて整理し、それらを分析して考えられます。
ものごとの順序ごとにおかしいところがないかを判断するのに役立つため、問題解決や自分の意見をわかりやすく説明するときに役立ちます。
論理的に考えることでより良い判断や答えを見つけられるようになります。
想像力とは頭の中でさまざまなイメージを思い浮かべる力で、創造力とはそのイメージを現実に形にする力です。
この2つの力があることで、今までに経験してきた出来事から、未来の夢や物語を考えることができ、それを実現するために何をすればいいか考えられるようになります。
スクラッチではパソコンやタブレットの世界の中での動きを考え正しく指示を出さないとうまくプログラミングはできません。
繰り返しスクラッチで学ぶことで、想像力と創造力が鍛えられます。
問題解決力とは困まったこと直面したときに考えや行動でうまく対処できる能力のことです。
スクラッチで学習をしていると必ずプログラムが上手く動かなくて困ることがあります。
うまく行かないときにその原因をよく観察しm考えることで解決策を見つけられます。
解決に向かって一つずつ悪いところを見つけて解消し、ときには友達と協力して考える大切です。
失敗しても諦めずに立ち向かい、自信を持って挑戦することで身につく問題解決力は大人になっても役立つ大切なスキルです。
スクラッチを学ぶことで、学校の授業の理解度も上がると言われていますよ。
ロボットとスクラッチプログラミングのメリット・デメリット
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
✓メリット
- 低い年齢から学べる
- ブロックは興味を持ちやすい
- 指先を動かすと脳が発達する
- スクラッチの基本も学べる
✓デメリット
- 教材を購入するのが高い
- 本格的なプログラミングに移行しにくい
✓メリット
- 読み書きができれば学べる
- 子どもが好きなゲームが題材
- スクラッチの応用まで学べる
- 本格的なプログラミングに移行しやすい
✓デメリット
- 机上のお勉強になりがち
- カリキュラムが選びにくい
ロボットとスクラッチのメリット・デメリットはありますがどっちが良いかというものではなく、子どもによって合うものが変わってきます。
具体的にそれぞれのプログラミングが向いている子は次のようなタイプの子どもです。
- おもちゃやブロックが好きな子
- 年齢が8歳未満
- 手先が器用
- クルマなど動くものが好き
- ゲームが好きな子
- 年齢が8歳以上
- 説明が上手
- パズルなど考えることが好き
それぞれのプログラミングのメリット・デメリットを理解して、子どもに合いそうな方を選んでみてください。
メリット・デメリットを見て、どちらが子どもに合いそうか選んでみてください。
ロボットとスクラッチのプログラミングを学んだ子の感想
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
ロボットプログラミングとスクラッチプログラミングを実際に学んだ子どもたちに感想を聞いてまとめました。
実際に学んだ子どもはいい印象を持っている子がほとんどでした。
ロボットプログラミングを学んだ子の感想
良い感想
作れるロボットレシピがたくさんあって、作り方もわかりやすい。
最初は難しかったけど、一人で組み立てたられるようになった。
楽しくて夢中で遊んでしまいます。
プログラミング勉強みたいな感じじゃないのが良い。
タブレットに入れたアプリでいろんなロボットの作り方が見られるので、飽きることなくロボットが作れました。
悪い感想
ブロック作りに時間がかかってあまりプログラミングの時間がない
ロボットがうまく作れないとどこが悪いのか見つけるのが難しい
ロボット作りが得意な子と苦手な子によって感想は違うようです。
スクラッチプログラミングを学んだ子の感想
良い感想
作ったプログラムを他の人に見てもらえるのがすごく嬉しい
やり方も簡単でこれなら自分でもプログラムを作れると思った
うまく行かなかったプログラムをなおしてうまく動くとすごく嬉しい
悪い感想
たくさんゲームがあってついプログラミングよりもゲームをやりたくなってしまう
他の人のプログラムを見るとすごすぎて、自分にはできないと思った
スクラッチのプログラムを作ってうまく課題をクリアできたときが一番楽しいようですね。
ロボットかスクラッチ、プログラミングの選び方
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
どちらのプログラミングにするか、選び方は次の3つポイントがあります。
これらのポイントから重視するものを決め、それを基準に他のポイントも見てどちらのプログラミングを学ぶか決めていきましょう。
それぞれの選び方をみて総合的に判断しましょう。
年齢で選ぶ
- 対象年齢は
幼児~小学校高学年 - 8歳未満の子どもはロボットから始めるのがおすすめ
- 対象年齢は
小学校低学年~中学生 - 8歳以上の子どもはScratchからでも始められます
ロボットとスクラッチのプログラミングの選び方として、対象年齢が最初に挙げられます。
基本的にはロボットのほうが年齢が低いうちから始められ、読み書きができるようになってくる年齢になったらスクラッチも学べるようになります。
具体的な年齢としては、ロボットが4歳(年中)くらいから学び始められ、スクラッチは8歳になると一人でも理解できるようになります。
こどもの成長やプログラミングのセンスにもよるため、年齢だけで判断することはできませんが、わかりやすい目安としてまずは対象となる年齢の学び方を選びましょう。
年齢によってロボットにすべきかスクラッチにすべきか分かれます。
料金で選ぶ
- ロボットの購入費が数万円かかる
- 専用アプリなどは無料
- スクラッチは無料使える
- 無料の学習サイトもある
ロボットとスクラッチのプログラミングの次の選び方として、料金を見て選ぶ方法があります。
子どもの習い事の中でもプログラミングは料金が高い方となっており、家計への影響は少なくなりません。
月謝は安いところなら1万円未満から高いところで2万円を超えてくるプログラミング教室もあります。
月謝以外にも入会したときにかかる費用がありますが、ロボットプログラミングはロボットの費用が高く、始めるときに数万円はかかるためハードルは高いです。
ロボットを購入する費用が高いので、費用を抑えるならスクラッチですね。
子どもの適性
- おもちゃやブロックが好き
- 年齢が8歳未満
- 手先が器用
- クルマなど動くものが好き
- ゲームが好き
- 年齢が8歳以上
- 説明が上手
- パズルなど考えることが好き
ロボットとスクラッチのプログラミングの選び方として、子どもの適性をみて選ぶ方法があります。
プログラミング学習は子どもがプログラミングを好きになってくれるかどうかが、うまくいくための大事なポイントです。
どんなにお金と時間をかけて子どもにプログラミング教育を行ったとしても、子どもが嫌がっていたら全く身につきません。
子どもがプログラミングを好きになるためにはまず、子どもの適性を見極めて向いてる学び方を選ぶ必要があります。
最終的には子どもがやりたいという方を選ぶと良い選択になるでしょう。
ロボットプログラミングが学べるおすすめ教室
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
ロボットプログラミング教室を検討している方はおすすめ教室から探してみると良いでしょう。
おすすめの教室を3つピックアップしました。
とりあえずおすすめからロボットプログラミング教室を選んだら間違いはないですよ。
スクラッチプログラミングが学べるおすすめ教室
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
スクラッチプログラミング教室を検討している方はおすすめ教室から探してみると良いでしょう。
おすすめの教室を3つピックアップしました。
おすすめのスクラッチ教室なら楽しく学習ができる環境が整っていますよ。
ロボットとスクラッチのプログラミング違いまとめ
気になる見出しへジャンプ
2つの違い|ロボットとは|スクラッチとは
メリット|学んだ感想|どっちを選ぶ?
おすすめ教室:ロボット・スクラッチ
プログラミングについて調べたときに気になる方が多いポイントのロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違いを今回は解説してきました。
ロボットとスクラッチの学習内容を知ることで、より子どもにあったプログラミングの学習方法を選んであげられるでしょう。
子どもも自分に合った内容で学び始められることで、プログラミングに興味を持ちやすくなり、楽しく学習ができます。
プログラミングを身につけることができれば、学校の勉強がより理解しやすくなったり、将来の仕事の選択肢が広がったり、大きなメリットがあります。
これからの時代で活躍できる人になれるように、プログラミング学習を始めてみましょう。
ロボットから初めてスクラッチにステップアップするという方法もありですね。