気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
- プログラミング教育は失敗だったって話はよくあるの？
- 失敗したら全部が無駄になるの？
- 失敗しないためにはどうすればいい？
プログラミング教育が小学校から必修となって、多くの方が習い事としてプログラミング教育を始めています。
実際にプログラミング教育を受けてみて良かったという声が多くある中、失敗だったという人も少なくありません。
そこでプログラミング教育を失敗にしないために、知っておきたいプログラミング教育の目的についてまとめました。
- プログラミング教育が失敗したと思う理由
- プログラミング教育の目的
- プログラムを書けるようになる方法
この記事を読むことで、プログラミング教育を成功し、子どもに役立つスキルを身につけてもらえるでしょう。
将来、子どもにプログラマーになって欲しい人も、教育としていい影響を与えたいという人にも役に立つ内容となっています。
せっかく学んだプログラミング教育を失敗だと思わないためにも、教育の内容を詳しく知っておきましょう。
プログラムが書けないと失敗？
気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
プログラミング教育が失敗だったという人の多くは、
せっかく習ったのに、プログラムを書けるようにならなかった。
と考えている事が多いです。
ですが、そもそもプログラミング教育を受ける＝プログラムが書けるようになるというのは間違いです。
プログラムが書けるようにならなかったから教育が失敗だった言う人は、まずプログラミング教育がどういうものかよくわかっていなかったと言えるでしょう。
はっきり言ってしまうとプログラムを書くことは小学校のプログラミング教育には含んでいません。
小学校のプログラミング教育ではプログラムを書く内容は入ってないです。
プログラミング教育の成功とは
気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
プログラミング教育の目的はプログラミング的思考を身につけることです。
小学校のプログラミング教育では学習用プログラミング言語を使って学ぶため、実際に使用されているプログラミング言語を書くの授業はほとんど行っていません。
このような誤解が生まれるのはプログラミングの認知度がまだまだ低いことが原因だと考えられます。
他の人気の習い事と一緒に考えてみるとわかりやすいため一緒に見てみましょう。
| 習い事 | メインの目的 | できると良い目的 |
|---|---|---|
| 水泳 | 体を丈夫にする | 大会で優勝する 水泳選手になる |
| 体操 | 体を丈夫にする | 大会で優勝する 体操選手になる |
| 音楽 | リズム感や音楽的な 感性を磨く | コンテストで賞を取る 音楽家になる |
| 芸術 | 創造性な感性を磨く | コンテストで賞を取る 芸術家になる |
| プログラミング | プログラミング的思考を 身につける | プログラムを書けるようになる プログラマーになる |
このように習い事の成功はメインの目的が達成できるかで決まります。
プログラミングではプログラミング的思考が育てばそれで成功と言えるでしょう。
メインの目的で見るとすぐに辞めてしまわない限りはほとんどの子どもは成功できるでしょう。
成功か失敗かを「できると良い目的」で判断してしまうと、失敗になってしまう子も多くなりますが、そういう成果主義の判断は良くないでしょう。
なにか目に見える成果を達成しなくても、子どもの教育は基本的には成功していると言えます。
プログラミングはなぜかプログラムを書くことを判断材料にする方が多いですが、実際に書くにはハードルが思っている以上に高いです。
失敗だと思う人は何が出来たら成功なのか、判断するポイントを見直しましょう。
プログラミング的思考とは
プログラミングを学ぶ一番の目的はプログラミング的思考を身につけることです。
ですが、プログラミング的思考ってなに？という方も多いため、簡単に説明すると以下のような考え方になります。
- やりたいことを明確にする
- どのような行動が必要か細かく分けて考える
- 一つ一つの行動の順序を考える
- 効率の悪いところを見つけて改良する
- 行動を一般化して活用する
実はプログラミングを使わない勉強や仕事でもプログラミング的思考が役に立ちます。
プログラミングを学んだ子どもは学校の成績も高くなることが統計にもでています。
将来の職業選択も増え、学校成績がよくなるためにプログラミング思考を身につけておきたいところですね。
プログラミング的思考について詳しく知りたい方はこちらページをご覧ください。
>>【プログラミング的思考とは？】論理的思考との違いも解説｜プログラミングで身につく力
プログラミング的思考はものごとを整理して理解できる考え方です。
プログラミング教育で身につく力は？
- プログラミング的思考ができるようになる
- 情報活用がうまくなる
- 質問力が身につく
- 計画性が身に付く
- 発想力が育つ
- イメージを表現できるようになる
プログラミング学習はプログラミング的思考以外にも身につく力がたくさんある総合的な学習です。
統計的にもプログラミングを学んだ子どもは学校の成績も高くなること証明されています。
プログラミング的思考以外にも身につく力がたくさんあるので、どんなことができるようになるのか詳しく知りたい方はこちらのページをどうぞ。
>>プログラミング的思考で子どもの将来が広がる【論理的思考との違いは？】
プログラミングはプログラムを書くだけじゃなくて、他にも身につく力がたくさんあります。
プログラミング教育とプログラミングの違い
気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
プログラミング教育は小学校から必修化しましたが、親世代はそんな教育を受けていないため、普通のプログラミングとどう違うのかよくわからないものです。
一般的にプログラミングというとパソコンを使ってコードを書いて、なにかソフトやアプリを作るものです。
そのため、プログラミング教育も子ども向けに簡単なコードを書いたり、ゲームを作ったりするものだと勘違いしている方が多いです。
プログラミング教育とプログラミングの違いを知るために、もう少し詳しく掘り下げていきましょう。
プログラミングと聞くとコードを書くイメージがありますよね。
プログラミング教育とは
- 小学校
プログラミング的思考を身に付ける - 中学校
小学校の知識の深掘り、簡単なプログラムの製作から確認 - 高校
本格的にプログラミングを学び実用的な知識を身につける
プログラミング教育は、コードを書くようなプログラミング技術の習得ではなく「プログラミング的思考」を身に付けることが目的となっています。
プログラミング教育ではプログラミングという教科はなく、算数や理科の中にプログラミング要素を取り込む形で授業を行っています。
必修化するほどの教育なので、それだけ重要な教育であることはなんとなくわかりますが、なぜ必修化したのかがよくわからないという方は多いです。
プログラミングがなぜ必修化したのか詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
>>【何する？】学校で行うプログラミング教育と効果的な学び方｜年代別に解説
学校で習うプログラミング教育は考え方を身につけるための教育です。
プログラミングとは
プログラミングというとコンピュータが理解できる言語を使い、人がやりたいことをコンピュータに指示するプログラム(コード)を作成することです。
こちらはプログラミングと聞いてみんなが想像する内容でしょう。
プログラムを書くためにはパソコンを使って目的に沿ったプログラミング言語を学ぶ必要があります。
- PHP
- JavaScript
- Python
- GO
- Kotlin
- Java
- Swift
- C#
- C++
- HTML/CSS
こうした言語を使ったプログラミングは子どもには難しく、小学校の段階では使用することはありません。
プログラミングができるようになりたいのであれば、学びたい言語を決めて、それにあった言語を学んでいきましょう。
プログラミングをやるなら、学校とは別で本格的に学ばないとできるようになりません。
中学生以上ではプログラムを書く
小学校のプログラミング教育ではパソコンを使った授業を行っているところはあまりありません。
ですが、中学生になるとパソコンを使ってプログラムを書く授業を行っているところもあります。
プログラミングはパソコンなど設備にお金が多くかかるため、授業でプログラミングをやっているのは私立の中学校が多いです。
中学校の学習ではWebサイトを作れる、HTML/CSSというプログラミング言語がよく使われています。
一応、プログラミング言語は扱いますが、プログラムを書けるようになるかというと、ほとんどの生徒は書けるようにはならないのが現実です。
英語を習っても話せるようにならないのと同じで、プログラミングも簡単にはできるようになりません。
プログラムを書けるようになるには
気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
将来は実際にプログラマーとなってプログラミングを仕事にしたいのであれば、本格的にプログラミングを学ぶことが必要になってきます。
子どもが本格的なプログラミングを学ぶなら、プログラミング教室を利用して少しずつステップアップしていくのがおすすめです。
プログラミング教室にはプログラミング言語が使えるところまでステップアップできるところもあるので、そういった教室を利用しましょう。
いきなり本格的なプログラミングを始める方法でも成功する人もいますが、プログラミング教育を利用して学ぶするほう成功する確率が高くなります。
プログラミング言語を１から学ばないと、プログラムは書けるようにはなりません。
本格的なプログラミングまで学べる教室
本格的なプログラミングまで学べる教室であれば、キュレオがおすすめです。
JavaScriptやPythonといった人気の言語にステップアップできるカリキュラムになっています。
| 総合評価 | 4.5点[sbd_rate 4.5] |
| 対象年齢 | 小1～高3 |
| 教室の種類 | スクラッチ コード パソコン |
| 初期費用 | 無料 |
| 月謝 | ￥9,900 |
| 学び方 | 通学 オンライン |
- 料金が安くて通いやすい
- 教室数No.1
- 子供に合わせた個別指導
- オリジナルの学習システム
キュレオは当サイトで紹介している中でも一番おすすめなスクラッチプログラミング教室です。
教室数がプログラミング教室の中で一番多いため、近くに教室があって通学しやすいしやすく、送り迎えが楽になります。
オンラインにも対応していて、子どもの学びやすい環境を用意できるところが魅力です。
初期費用、月謝ともに安く利用しやすいのもメリットです。
学習内容もオリジナルの学習教材「QUREO キュレオ」は、学習用のプログラミング言語から始めて本格的なプログラミングまでステップアップできて、将来プログラミイングを活かした職業を目指すこともできます。
- もっと詳しく見る
-
教室数 全国に2,900教室以上
オンライン運営会社 サイバーエージェントグループ
株式会社キュレオ入会費 無料 教材費 無料 月謝 ￥9,900
教室によって違うことがあります授業回数 60分×4回/月 講座の種類 ビジュアルプログラミングコース
テキストプログラミングコース対象年齢 小学生以上
小2以上が推奨教材 プログラミング教材ソフト
QUREO(キュレオ)身につく力 ・プログラミング基礎
・論理的思考
・想像力、創造力
・問題解決力
・タイピングスキルメリット ・料金が比較的安い
・教室数が多くて通いやすい
・大手ならではの学習システム
・学習サポートの安心感が抜群デメリット ・ロボットを使った授業はない
キュレオは教室数No.1で料金もかなり安い人気のプログラミング教室です。
他のスクラッチプログラミング教室もまとめて比較したい方はこちらの記事をどうぞ
プログラミング教育を学んで失敗はない
気になる見出しへジャンプ
できないと失敗？｜教育における成功｜教育との違い
コードを書けるようになるには｜まとめ
- 失敗したと考える人の成功のレベルは難しすぎる
- プログラミング教育ではプログラムは書けるようにならない
- プログラミング的な考え方を身につけたら成功
- プログラミング教育とプログラミングは違う
- 本格的なプログラミングはもっと勉強が必要
- 本格的に学ぶなら教室を利用しよう
プログラミング教育で失敗したという人の多くは、プログラムを書けるようになってこそ成功だと思っています。
ですが、プログラミング教育ではプログラムを書くことを目的としていないため、プログラム当然書けるようにはなりません。
プログラミング教育の目的は、プログラミング的思考を身につけること。
それさえできれば十分成功と言っていいでしょう。失敗だと思う人の考え方の問題です。
もし本格的にプログラミングができるようになりたいのであれば、プログラミング教室も利用してもっと学ぶ必要があります。
学校の授業で英語を学んでも英語が話せるようにならないのと同じで、プログラミングもちゃんと使いこなせるようになりたいのであれば、それなりに勉強は必要です。
どこまでできたら成功というより、学ぶ目的を決めてプログラミングを学びその目的が達成できたら成功と考えるようにしましょう。
何ができるようになりたいか、目標を決めて達成したら成功と考えましょう。
