- 子どもが毎回のように行きたくないと言う
- 習い事を続けるべきか迷う。
- 子どもが習い事を嫌がる理由が知りたい。
子どもが習い事に行きたくないと言い出す瞬間、親としてはどう対処すれば良いのか悩むことも多いでしょう。
子どもの習い事は、将来のために大事なこととして多くの親が時間とお金をかけて取り入れています。
- せっかく始めたのに…
- 将来のために頑張ってほしい
- 無理強いすることで子どもが嫌な思いをするのでは
いろいろな思いが重なってどうすればいいか困るのも無理はありません。
本記事では子どもが行きたくないと言い出す理由を詳しく掘り下げ、その解決策を具体的にご紹介します。
- 子どもや親が習い事を行きたくない感じる理由
- めんどくさがる子の対処法
- 習い事を楽しく続けるには
- めんどくさい習い事を選ばない方法
子どもが習い事に行きたくないというのはよくあること。
ですが、大きな問題を抱えている子も中にはいるかもしれません。
まずは子どもが習い事を嫌がる理由を理解し、その上で適切な対処法を見つけていきましょう。
親として、子どものために何がベストかを考え、適切に対応するためのヒントを見つけられたら嬉しいです。
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子どもが習い事に行きたくない理由
子どもが習い事に行きたくないと言い出すときの理由は主にこの4つがあげられます。
どの理由かによって子どもへの対処方法も変わってくるため、まずは理由をしっかりと聞いてあげてください。
それぞれの理由を詳しく見ていってみましょう。
理由を聞いてあげることが大事なポイントです。
体調不良や疲労
子どもが習い事に行きたくないという理由として体調不良も一つの理由です。
気分で行きたくないと言っているのでなければ、とりあえずは休ませてあげましょう。
子どもは普段から人が多い学校にいるため、他の人から風邪をもらいやすい状況にあります。
ですが、子どもには風邪の症状がよくわかっていないこともよくあります。
子どもって自分で風邪ひいているのかわかってないことありますよね。
風邪以外にも疲れが溜まっているということもあります。
運動会や大きなイベントなどのあとに、なかなか習い事に行くのは大変でしょう。
このような場合、無理に参加させるよりもしっかりと休養を優先すべきです。
連絡の際にはどのような体調不良か、具体的な状況を簡潔に伝えると良いでしょう。
行きたくないと言う原因が体調不良というのはよくありますね。
習い事自体がつまらない、難しいと感じる
やりたくて始めた習い事も難しくてつまらなくなってしまったとき、行きたくないと言い出すことはよくあります。
最初のうちは初めてやることばかりで、できることもどんどん増えていくため、成長を実感できる機会が多く楽しく感じるはずです。
しかし、これはどんな習い事でも共通ですが、ある程度のレベルまで習得してくると、成長に必要な努力が多くなってきます。
一時的にやる気が無くなっているだけであれば、続けるのも良いですが、やる気が戻らないなれば習い事を辞めてしまうのも一つの選択肢です。
この前まであんなに楽しそうだったのにどうしたの?ってなりますよね。
先生や友達との関係に問題がある
習い事での人間関係も、子どもが行きたくないと言うに大きな原因になります。
習い事の先生の接し方や雰囲気が苦手という子もよくいます。
一緒に学ぶ友達との人間関係がありますが、仲良くなれなかったり、仲は良いけれど合わせるのが疲れるといった疲れもあるでしょう。
先生や友達との関係がうまくいっていないとき、子どもは習い事に行きたくないと思ってしまいます。
子どもとはいえ人間関係に困ることはありますよね。
他にやりたいことがある、興味が移った
子どもが習い事に行きたくないというとき、その成長するにつれて興味があることが変わるのは普通のこと。
いつか飽きる時期がやってきて辞めるのは成長の一つの過程です。
興味がなくなった習い事を続けるのは子どもにとって苦痛であり、行きたくないと言い出す原因になります。
興味が移ってしまったら、もう戻らないことがほとんど。
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親として避けるべきNG行動
習い事に行きたくないという子どもを見ていると、単なるわがままに見えてついやってはいけない行動をしてしまうことはよくあります。
ですが、NG行動をしてしまうと、子どもへの影響が大きいため言わないように気をつけたいです。
うっかり言ってしまわないためにも、NG行動について詳しく見ていきましょう。
無理やり連れて行く
嫌がっている習い事に無理やり行かせるのは、絶対にやめてあげてください。
習い事に行きたくないということが良くないというのは、子ども自身でもわかっています。
それでも口に出してしまうのは、自分ではどうにもできない悩みを持っていて、親に聞いてもらいたいと思っているから。
その行きたくない気持ちを無視して、強制的に行かせると子どもの弱っている心にさらに負担を増やすことになります。
子どもの気持ちを受け止めてあげて、行きたくないときの対処法を考えましょう。
行きたくないのに無理やり行かせると、親への信頼はなくなります。
「じゃあやめたら?」と突き放す
行きたくないと言っている子どもを、突き放す言葉は強い不安感を与えます。
そういった言葉をかけることで子どもに与える影響は大きく、
- 親に理解してもらえない、支えてもらえないと感じる
- 自己肯定感が低下する
- コミュニケーションに消極的になる
- 新しいことに挑戦する気持ちを失う
こうした影響を子どもに与えることとなります。
単純なわがままに聞こえるかもしれませんが、子どもにとって自分の気持ちを聞いてもらえないと親への信頼がなくなります。
子どもが何故「行きたくない」と感じるのか、その理由を丁寧に聞いて理解することが大切です。
言うことを聞いてくれないとつい言ってしまう言葉ですね。
他の子と比較する
習い事ではついつい他の子と比較してしまうこともありますが、比較することは子どもに悪影響をおよぼします。
- 自分の努力を認めてもらえない
- ストレスやプレッシャーが大きくなる
- 他人と比較するクセが付く
- 親への信頼感がなくなる
他の子と比べて人よりも劣っていると感じると努力する意欲はなくなります。
習い事だけに限らず生活の全てで努力できなくなることにもなり、子どもの人生が大きく歪むことも、、、
大きなストレスによって心理的な負担も増え、メンタルを病む子も少なくありません。
ついついやりがちな比べるという行為ですが、子どもの成長には悪い影響ばかりなので注意しましょう。
親としては絶対にやらないほうがいいことですね。
子どもの人格を否定する
行きたくないという子どもに対して、
- 何をやってもダメだね
- もっと頑張らないと意味がない
- どうしてそんなこともできないの?
などの人格を否定してしまうと、子どもの存在や価値を否定することになります。
- 自己肯定感の低下
- 親子の信頼関係がなくなる
- 行動や学習のやる気がなくなる
- 精神的に病む、病みやすくなる
普段から子どもに期待しすぎている親は何気なく子どもの人格を否定してしまっていることもあります。
そんなさりげない否定的な言葉が子どもの自己肯定感を低下させ、自信を奪ってしまうでしょう。
親子の信頼関係もヒビが入り、子どもが将来にわたって精神的に不安定になる可能性があります。
親は子どもの行動や成果に対して、ポジティブな言葉を心がけることが大切です。
何気ない一言が子どもの人格を歪ませているかも。
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子どもが習い事を嫌がるときの対処法
子どもが習い事に行きたくないというときには、いろいろな理由があります。
その理由によって対処法は違いますが、まずは子どもの話をしっかりと聞いてあげるところから始めましょう。
ここでは主な対処法を具体的に紹介していきます。
このどれかの方法で対処できることがほとんどです。
短期間休ませてみる
どうしても習い事に行きたくないという場合は、休むことや辞めることも選択肢に入れましょう。
習い事はお金もかかっているため、行きたくないから行かないのはもったいなく感じてしまうでしょう。
しかし、もったいないからといって、行きたがらないのに行かせても良い結果にはならないでしょう。
行きたくない理由を聞いてあげて、やっぱり行く気になれないときはお休みするのも良いでしょう。
無理に行かせると、かえってストレスが増えるだけになります。
無理に行かせるくらいなら、思い切って休むのもいいですね。
クラスや先生を変える
習い事に行きたくないという理由が人間関係ということもよくあります。
習い事の先生の接し方や雰囲気が苦手だったり、一緒に学ぶ友達と仲良くなれなかったりすして行きたくなくなる気持ちもよくわかります。
先生や友達との関係がうまくいっていないときは、担当している先生を変えてもらったり、クラスを変えてもらったりして、原因を避けられるようにしてあげましょう。
ただし、子どもには子どもの解決のやり方がある場合もあるので、必要以上に関わるのも辞めておいたほうが良いです。
子どもの様子をよく見て、親が入ってでも改善してあげるべきか判断してみてください。
子どもとはいえ人間関係に困ることはありますよね。
習い事を変えてみる
今の習い事がつまらなくなってしまったり、負担が大きくて行きたくないと言っている場合もあります。
そういったときは、負担の少ない別の習い事を探してみるのも対処法の一つです。
- 習い事の教室までが遠い
- 習い事の時間が長い
- 習い事の回数が多い
こうした負担の大きな原因が見つかったら、それを解消できる習い事に切り替えてみるとよいでしょう。
切り替えるときには同じ習い事にこだわらず、これをきっかけに違った習い事を探すのもおすすめです。
新たに子どもの興味を引くものを見つけられるかもしれません。
長くやってると変えづらいけど、切り替えは大事だよね。
期限や目標を決めて続けさせる
もし子どもがやる気をなくしてしまっているのであれば、短期的な目標やゴールを設定してあげるのも良い対処方です。
目標を持たないで習い事をするのは、目的地を決めずにやみくもに走るのと同じで、意味がないと思ってしまいます。
子どものレベルに合わせて適切な目標を作ってあげることで、達成感を感じられるようになるでしょう。
目標に向かってるとやる気になってくれそう。
また、習い事はいずれ辞めるものです。
目標やゴールを達成したときに、次はどこへ進むかを考える良いきっかけにもなります。
ゴールを達成したときに、その習い事を続けるか考えるきっかけにしましょう。
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楽しんで続けるための工夫
子どもが習い事を楽しく続けるためには、いくつかの工夫が必要です。
ここでは習い事を楽しくする工夫の具体的な方法を詳しく見ていきましょう。
楽しんで続けるには親の協力も必要です。
小さな成功体験を積ませる
簡単にできる工夫として、少しの努力でできる目標を設定し、それを達成することで子どもは「できる」という実感を感じてもらう方法があります。
成功体験を積むことで子どもは自己肯定感を高め、習い事に対するモチベーションが上がるでしょう。
- 習い事の練習内容を細かく分けて、クリアするたびに褒める
- ピアノなら簡単な曲から弾いてみる
- スポーツや運動なら特定の動作だけ完璧にする
成功体験をうまく作ることで子どもは達成感を味わい、自信を持って習い事に取り組むようになります。
うまくできていると感じると前向きになるよね。
家族で関心を持ち、一緒に取り組む
子どもが習い事を行きたくないときの工夫として、家族が習い事に関心をもって参加する方法があります。
家族が一緒になって見てくれることで、子どもは安心感を持つようになります。
親がより興味を持ってくれることで、子どもは自然と習い事が楽しい時間に変わり、行きたいと思ってくれるでしょう。
- 習い事でやったことをみんなで話す
- 発表会に家族で行く
- 練習を一緒に手伝う
子どもは家族からの関心が向けられていることで、習い事に対するモチベーションが高まります。
家族との絆も深まり、ポジティブな環境で習い事を続けられるでしょう。
興味を持ってくれると習い事をやってみたくなります。
習い事に対するポジティブな話をする
習い事に対してポジティブな言葉をかけることで、子どもの意欲を高める工夫の一つです。
親が習い事に対してポジティブに考えていると、子どももその影響を受けます。
「今日はどんなことを習ったの?」「すごく上手になったね」といった前向きな発言をさり気なく子どもに聞かせるようにしてあげましょう。
子どもから楽しそうに習い事の話題が出てきたら、意欲が高まっている証拠です。
やっぱりポジティブな言葉って良い効果ばっかりだね。
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習い事に行きたくない子まとめ
子どもが習い事に「行きたくない」と言ったときの対処法と、楽しく続けるための工夫について詳しく解説してきました。
子どもが行きたくないと言い出すことはよくありますが、親としてやってはいけないこともあります。
- 突き放す言葉を使う
- 他の友達と比較する
- 子どもの人格を否定する
これらをやってしまうと子どもの自己肯定感を低下させ、親子関係の悪化や習い事への意欲がなくなってしまうでしょう。
子どもが楽しく習い事を続けるためには工夫も必要です。
うまく習い事と付き合っていけると子どものモチベーションと自己肯定感を高められるでしょう。
子どもは習い事を楽しみながら成長してくれます。
家族みんなで参加して前向きに取り組めるようにしていきたいですね。
習い事を成功させるのは、親と子の協力が必須です!