返戻率が高いJAの こども共済
JA共済の学資保険、こども共済も高い返戻率の商品です。ただし加入を検討するには、JA共済のホームページから資料請求するかJA共済の窓口に行く必要があります。
また、加入の際には、JAバンクの口座が必要なことや、JAの組合員になる必要があります。組合員になるには一口3,000円からの出資が必要です。
受け取り方
受け取り時期と金額によって「ステップ」「にじ」「えがお」の3つのプランから選べます。
ステップ
高い返戻率が期待できるタイプで、18歳、19歳、20歳、21歳でそれぞれ60万円ずつ学資金が、22歳で満期共済金60万円が受け取れます。大学の授業料などに備えることができます。
にじ
幼稚園・小・中・高校・大学と、入園入学時のまとまった出費に備えることができるプランです。
えがお
「にじ」よりも子どもの死亡保障や災害保障を手厚くしたもの。貯蓄というより保障の性格が強くなっています。
子どもの死亡保障が子どもの年齢とともに上がっていき、高校生時で最高1200万円にまでなりますが、そもそも子どもに死亡保障が必要かと疑問に思います。
契約者が死亡した場合
約者が死亡、またはJA共済所定の第1級高度障害状態・重度要介護状態・災害による所定の第2級~第4級後遺障害状態になった場合は、以後の保険料(共済掛け金)の払い込みは不要になります。
また、学資金や満期共済金も受け取ることができます。育英年金を付けている場合は毎年育英年金が支払われます。
お祝い金
「にじ」「えがお」のプランでは、幼稚園、小・中・高校への入園入学時に入学祝い金が受け取れます。
入園、入学時には、制服やカバン代などまとまった出費になるため、それに備えることができるのが特徴です。ただしお祝い金付きのプランでは、そうでないプランに比べて返戻率は下がります。
満期
満期は「ステップ」の場合は22歳満期(共済掛け金の払い込みは17歳/18歳まで)、「にじ」「えがお」の場合は18歳、または22歳を選ぶことができます。
子どもの生まれ月と学資共済の契約月のタイミングによって、17歳受け取りがいい場合と、18歳がいい場合とにわかれます。
大学受験費用にも備えたい方は、大学入試シーズンが始まる高校3年生の秋ごろには学資金を受け取れるようにプランを決めていきましょう。
祖父母も契約者になれる?
契約者は親のみとなっているので、祖父母は契約者にはなることができません。
子どもの医療保障はつけられる?
JA共済の医療共済を付けることができます。0歳から加入でき、10年更新、80歳満了、終身と様々なタイプから選べます。
返戻率は下がりますが、子どもの一生涯の医療保障に備えられるのがメリットです。
一生涯の医療保障を付けておけば、学資保険の満期が来ても医療保障はずっと残るので安心ですね。
表で見る こども共済の商品内容
商品名 | こども共済 |
契約できる年齢 | |
契約者 | 18歳~60歳 |
子ども | 0~12歳 |
出生前の加入 | 140日前から可能 |
保険料払込期間 | 18歳まで |
受け取り方 | 年金受け取り |
祝い金の有無 | あり |
育英年金の有無 | 育英年金あり・なし選択可能 |
契約者が死亡した場合 | 以後の共済掛け金の払い込みが不要
学資金、学資共済金受け取り |
子どもが死亡した場合 | プランによって死亡保険金額が変わる |
子どもの医療特約 | 別途、医療共済に加入ができる |
*当記事の情報は最初の執筆時がベースのため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:JA共済 こども共済
http://kodomo.ja-kyosai.or.jp/lp/lp01CP.html
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