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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
- 小学生で学ぶプログラミング言語って何があるの?
- どのプログラミング言語を選べばいいか知りたい
- 小学生におすすめなプログラミング言語は?
小学校でプログラミング学習が必修化されたという話は知っている方も多いと思います。
ですが、小学生がどのようなプログラミング言語を使うのかよくわからないという方も多いです。
プログラミングってなにかと言われると、親の世代は習っていない教育で難しいと感じるかもしれません。
でも、それはみんな最初に感じることで、みんながゼロからスタートしているので心配しなくても大丈夫です。
本記事では小学生が使うプログラミング言語について、わかりやすく解説していきます。
- プログラミング言語とは
- 小学生が学ぶプログラミング言語
- 小学生向けのプログラミング言語の選び方
この記事を読むことで、小学生から学ぶべきプログラミング言語とそのメリットがわかります。
学ぶほどどんどん新しいことができるようになるプログラミングは、自分のアイデアを実現するためのツールとして子どもの成長にいい影響を与えます。
未来の夢をかなえるため必要な言語を選んで、プログラミングの世界に進んでいきましょう。
小学生がプログラミングを始めるならほとんどの方はスクラッチという学習用のプログラミング言語がおすすめです。
プログラミング言語とは
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
プログラミング言語は、コンピュータと話すための特別な言葉です。
コンピュータは人間の言葉を理解できないため、コンピュータに通じるプログラミング言語を使って指示をやってほしいことを伝える必要があります。
コンピュータは何でも早く作業をしてくれて、間違いない作業をしてくれますが、自分で考えて作業をしているのではなく、人がやってほしいことを伝えなければ何もしてくれません。
例えば、「1から10までの数字を全部足してね」と言いたい場合、プログラミング言語で書くと「繰り返し文を使って1から10までの数字を順番に足して」というようになります。
プログラミング言語を使うことでコンピュータは人の指示に聞くため、コンピュータと一緒にいろいろなことをできるようになります。
コンピュータにやってほしいことを伝えるにはプログラミング言語で指示してあげる必要があります。
小学生が学ぶプログラミング言語の紹介
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
- スクラッチ
- ビスケット
- 本格的なプログラミング言語
- C#(シーシャープ)
- Swift(スウィフト)
- Python(パイソン)
小学生がプログラミングを学ぶときには、ほとんどの方はスクラッチを学ぶことをおすすめします。
スクラッチは日本語で書いている指示ブロックを繋げるだけでプログラミングができるため、読み書きができる子どもなら利用できます。
年齢によっては他の言語使うのも良いでしょう。
それぞれのプログラミング言語について詳しく見ていってみましょう。
ほとんどの小学生におすすめな言語はスクラッチです。
年齢次第で他の言語も選んだりしましょう。
スクラッチ
スクラッチは学習用のプログラミング言語で一番使われているプログラミング言語です。
スクラッチでは日本語で書かれた指示ブロックをつなげることで、簡単にプログラムがつくれます。
小学生でも楽しく学べるプログラミング言語です。
ブロックと呼ばれるパズルのような部品を組み合わせてコンピュータに指示を出すことができます。
例えば、「キャラクターを前に進める」とか「音を鳴らす」といった指示を簡単に作れます。
プログラムを作るとキャラクターや音が動いたりするので、自分の作ったものがすぐに楽しめます。
スクラッチを使って想像力を広げたり、問題解決力を身につけたりできるので、プログラミング初心者におすすめです。
小学生がプログラミングを学ぶのにいちばんおすすめな言語はスクラッチです。
ビスケット
ビスケットはスクラッチよりも年齢が低い子でも使えるようになっています。
アニメーションやゲーム、絵本などのプログラムを文字も使わずに手軽に作れるところが一番の特徴です。
小学校の授業でも低学年の子に使われており、お絵描き感覚でプログラミングに触れられます。
ビスケットにはメガネという機能があり、かんたんに仕組みを解説すると、
- 変化前の絵を左のレンズに
- 変化後の絵を右のレンズに
それぞれを入れることで絵の動きを作れます。
ビスケットはまだ文字が読み書きできない年齢の子どもにおすすめです。
スクラッチを卒業したら
スクラッチは学習用のプログラミング言語として、プログラムの基本的な考え方や構造が学べる言語です。
プログラムの仕組みを理解できたら、次は本格的なプログラミング言語を使ってプログラミング学習を行っていきます。
- Python(パイソン)
- C#(シーシャープ)
- Swift(スウィフト)
小学生がスクラッチからステップアップするときには初心者でも比較的学びやすいこれら3つの言語をおすすめします。
それぞれのプログラミング言語がどのようなものか詳しくみて行ってみましょう。
もうすぐ中学生になる年齢ならいきなり本格的な言語も学べますよ。
Python(パイソン)
Pythonはアプリケーションの開発、人工知能、データ解析など様々な用途に使用できます。
初心者でもコードがシンプルで読み書きしやすくわかりやすいのが特徴で、さまざまなWebアプリケーションに使用されています。
有名なものでいうとYouTube、InstagramもPythonが使われているサービスの一つです。
Web上の情報をまとめて収集してくれるクローリングスクレイピングという機能も優秀でAIにも応用されている技術として今注目されています。
現在、Pythonを扱うエンジニアは比較的年収が高い傾向にあり、今後も需要は増えることが期待されるので、おすすめのプログラミング言語です。
Pythonは子どもにおすすめなプログラミング言語No.1ですね
C#(シーシャープ)
C#(シーシャープ)はマイクロソフトが開発したプログラミング言語として有名な言語です。
C#もプログラミング言語の中でも比較的使いやすく、初心者にとってやさしいのが特徴です。
マイクロソフトの開発ということもあり、C#は主にWindowsと相性を良いプログラミング言語で、Windowsのアプリの開発に使用されています。
C#を学ぶと、ゲームやアプリ、ウェブサイトなどを作れるようになります。
C#は汎用性が高くできることの幅が広いので、まだやってみたいことが決まっていないなら選んでみましょう。
Swift(スウィフト)
Swift(スウィフト)はiPhoneやMacで有名なApple社が開発したプログラミング言語です。
そのためiOSアプリやMacアプリなどの開発分野でよく使用されています。
こちらもコードがシンプルで初心者にもコーディングしやすいプログラミング言語なので、おすすめな言語となっています。
また誰でも無料で使えるのも嬉しいところです。
Appleの作る製品に関するソフトを作りたいという方はSwiftを選びましょう。
iPhoneアプリやアップル製品に関するものを開発したいならSwiftで決まりですね。
小学生向けのプログラミング言語の選び方
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
プログラミング言語を選ぶときにはいくつかのポイントがあります。
どのポイントを重視するかにもよりますので、次の中からどれを重視して選ぶか考えてみてください。
- 目的にあった言語を選ぶ
- 使用者数の多い言語を選ぶ
- 言語の将来性で選ぶ
それぞれの選び方のポイントを詳しくみていきましょう。
プログラミング言語の選び方は3つの方法があるよ。
目的にあった言語を選ぶ
言語を選ぶときに目的に合った言語を選ぶのは大切です。
言語には特性があって、それが作りたいもの、作れるものに影響してきます。
作りたいものにあわせてを道具を選ぶようにやりたいことにピッタリの言語を選ぶと学習も効率的にできますよ。
例えば、ゲームを作りたい、ウェブサイトを作りたいなどの目的があったらその目的に合うプログラミング言語がおすすめです。
ゲームを作るならC#、Webサイトを作りたいならHTMLとCSS、JavaScriptなどを学ぶといいでしょう。
やりたいことを考えて、どんなことを作りたいかをイメージして、その目的に合うプログラミング言語を見つけましょう。
自分のやりたことや作りたいものをベースにしてプログラミング言語を選びましょう。
使用者数の多い言語を選ぶ
プログラミング言語を選ぶときに、使っている人が多い言語を選ぶのもおすすめの選び方です。
多くの人が使っている言語は、学習するための情報がネット上でもたくさんあるので、わからないことがあったときに簡単に解決できるようになります。
また、無料で学べる学習サイトなども充実しているので、学習にかかる費用も抑えられるのが嬉しいポイントです。
実際に使用者が多いプログラミング言語は以下のようなものがあります。
- Java
- Python
- JavaScript
- C/C++
多くの使用者がいる言語は、それだけ開発環境が活発であることにも繋がります。
新しい機能やアップデートが継続的に行われ、最新の技術やツールも開発されやすくなっていくため、より効率的で使いやすい環境が整備され、使用者が楽をできるようになります。
使っている人が多い言語は、学びやすくて機能などもアップデートされやすいのでおすすめです。
言語の将来性で選ぶ
プログラミング言語を選ぶときに、これから需要が伸びそうな言語を選ぶのもおすすめの選び方です。
これから伸びる技術というと真っ先にAIの技術が思い浮かぶ方も多いと思います。
AI開発で主に使用されている言語はPythonで、流れの後押しを受けていることから、使用者も増え続けています。
また、これから伸びるというわけではないですが、これからもずっと必要とされる言語というのも将来性がありおすすめです。
- JavaScript
- Java
- C/C++
などは今後もずっと需要があり、就職などもたくさんあります。
将来、プログラミングを使った仕事をしたいなら、学ぶ言語の将来性を気にしてみましょう。
小学生がプログラミングを学ぶメリット
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
- 将来の選択肢が増える
- 働き方の自由度が高い
- 高い収入が見込める
- これからのIT社会で活躍できる
- 入試などに役立つ
- 論理的に考える能力が身につく
プログラミングを学ぶメリットはたくさんあり、習い事としても人気が上がってきており、プログラミングを学んでおきたいという子どもは増えてきています。
子どもの成長に役立つことや受験や就職などで有利になるなどが主に挙げられます。
ものごとを論理的に考えられるようになるので、学校の勉強の理解力が上がり、人と話すときの伝える力もアップするのでコミュニケーション力も上がります。
子どもにとってメリットが多いため、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
プログラミングを学ぶとメリットがたくさん。
習い事としても人気が高くなってきています。
プログラミング学習の始め方
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
プログラミング学習を始めたい方は、まず子どもの年齢で始め方を選んでいきましょう。
年代別の | 学習方法 | 内容 |
---|---|---|
幼児~小学校低学年 | 自宅学習 | おもちゃや絵本を使う |
幼児~小学校高学年 | ロボットプログラミング | ブロックを組み立てる・動かす |
小学校低学年~中学生 | スクラッチプログラミング | 学習用プログラミング言語で学ぶ |
中学生~ | 実際に使用される プログラミングソフト | 本格的なプログラミングのコードを書く |
これらの学習方法を子どもの年齢やプログラミングスキルに合わせて使い分けていきます。
プログラミング学習の始め方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>プログラミング学習の始め方|年代別のおすすめな始め方を紹介
プログラミングは子どもの年齢によって始め方が変わってきます。
ロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違い
子ども向けのプログラミング教室は大きく分けてロボットとスクラッチがあります。
ロボットとスクラッチの違いがわからないという方も多いため、まずはこちらの表をご覧ください。
小学生向けプログラミング言語まとめ
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プログラミング言語とは|小学生向け言語
言語の選び方|メリット|始め方|まとめ
子どもが学習を始めるならほとんどの方はスクラッチがおすすめです。
スクラッチを学ぶことでプログラミングの基本的なことや構造が理解できます。
スクラッチを学びプログラミングのスキルが身についたら、次のステップに進みましょう。
学習を始める年齢によっては他の言語から始めるほうが適していることもあります。
具体的には、文字の読み書きができない年齢ならビスケットを利用したり、もうすぐ中学生になるのであれば、いきなり本格的なプログラミングを始めるのも良いでしょう。
本格的なプログラミング言語を学び始めるのにおすすめの言語はPythonです。
初心者にもわかりやすく、扱いやすい言語で将来性も高いため人気の言語です。
プログラミングができるようになると、成長にプラスになることが多く、将来の選択肢も広くなります。
興味を持ったならぜひプログラミングを始めてみましょう。
プログラミング言語が決めきれないときは、プログラミング教室の無料体験などを活用するのもおすすめです。