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できる子は少ない|できない理由|身につく力
誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
- プログラミングは学べば誰でもできるの?
- 挫折している人も多いって聞くけど、、、
- なぜ誰でもできるって言われているの?
プログラミング教育のことを調べていると、プログラミングは誰でもできるという話を聞くことがあります。
その一方で、プログラミングを始めたけどできなくて挫折したという話もたくさん出てくるためどちらが本当わからなくなってきます。
本記事ではプログラミングが本当に誰でもできるのか、そう言われている理由を詳しく説明していきます。
- プログラミングは誰でもはできない理由
- 子どものプログラミング教育の内容
- 誰でもできると言われる理由
- プログラミングができるようになる学び方
この記事を読むことでプログラミングが誰でもできるという話が嘘だと言うことがわかります。
なぜプログラミングが誰でもできると言われる理由を知って、学習をするときに間違った認識を持たないようにしていきましょう。
プログラミングが誰でもできるというのは嘘です。
誰でもできるなら挫折する人はいません。
プログラミングができるようになる子は少ない
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「プログラミングができる」と聞くと多くの方が
パソコンでプログラムを作ってアプリやシステムを作れるようになるんじゃないの?
と思うでしょう。
しかし、多くの人が考えるそのレベルは、思っている以上に高いレベルのプログラミングスキルです。
ピアノでいうと自分でピアノ教室ができるくらいの高いスキルだと思ってください。
小学校からプログラミング教育が必修となり、プログラミングの習い事をする子も多くなっています。
ですが、実際に本格的なコードまで書けるようになり、プログラミングを仕事にできるようになる子は100人中2,3人くらいでしょう。
一般の人が考える「プログラミングができる」レベルになる子は、ほんの一握りの子だけということになります。
一般的にイメージされるプログラミングができるというレベルは思っている以上に専門的なスキルです。
プログラミングができるようにならない理由
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プログラミング教育を受けてもできない理由は、プログラミング教育が本格的なレベルまで学ぶことを目的としていないからです。
他の習い事で考えてみるとわかりやすいでしょう。
- 水泳 → 水泳選手になる
- 音楽(ピアノ) → 音楽を仕事にする
- スポーツ → スポーツ選手になる
- 英語・英会話 → 英語に関連する仕事をする
- ダンス → ダンスの仕事をする
- アート・芸術 → イラストレーターや画家になる
これらの習い事はプロレベルのスキルの身に付けることを目的にしているのではなく、子どもの成長にプラスになることを目的にしています。
それはプログラミングでも同じ。
プログラミング教育の目的は考える能力をアップして頭が良くなることのため、一般的に考えられているプログラミングとは大きく違ってきます。
そのため小学生が学ぶプログラミングでは、本格的にパソコンを使ってコードを書くことはほとんどありません。
学び続けて本格的に興味をもった人だけが、実際にパソコンを使ってプログラミングをするようになります。
プログラミングの基本的な考え方を身につけるところまで学んだら、ほとんどの子は学習を終えるでしょう。
プログラミング学習は成長に役立つことを学ぶのが目的。
プログラミングを使いこなすことを目指していません。
プログラミング教育で身につく力
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誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
- プログラミング的思考ができるようになる
- 情報活用がうまくなる
- 質問力が身につく
- 計画性が身に付く
- 発想力が育つ
- イメージを表現できるようになる
プログラミング学習で一番身につけたい力はプログラミング的思考です。
プログラミング的思考はプログラミングを使わない勉強や仕事でも役に立つことがわかっています。
統計的にもプログラミングを学んだ子どもは学校の成績も高くなること証明されています。
プログラミング的思考以外にも身につく力がたくさんあるので、どんなことができるようになるのか詳しく知りたい方はこちらのページをどうぞ。
>>プログラミング的思考で子どもの将来が広がる【論理的思考との違いは?】
プログラミングはプログラムを書くだけじゃなくて、他にも身につく力がたくさんあります。
プログラミングが誰でもできると言われる理由
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誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
プログラミングが誰でもできると言われるのにもいくつか理由があります。
- プログラミング教育は誰でも効果がある
- 学習に必要な環境が整っている
- 仕事として使えるまでにかかる時間が短い
これらの理由について詳しくみていきましょう。
誰でもできるという話をする人にも理由があります。
プログラミング教育は誰でも効果がある
プログラミング教育はプログラミング的思考や問題解決に役立つ力を身につけるために行います。
プログラミング教育で学ぶことは特に難しい内容ではなく、与えられた課題にチャレンジして頭を鍛えられる内容です。
学ぶことで頭の良い子に成長できることから小学校でも必修となりました。
小学校で学ぶプログラミング教育は誰でもできるもので間違いありません。
ですが、小学生が学ぶプログラミング教育と本格的なプログラミングの話が混ざり、誰でもできると言う話が出てきているが理由の一つです。
小学校で学ぶプログラミング教育のレベルなら誰でもできます。
学習に必要な環境が整っている
プログラミングが誰でもできると言われるもう一つの理由が、学習環境が整ってきていて以前よりも学びやすくなったからということが挙げられます。
プログラミングを学ぶ環境ですが、10年前とは比べ物にならないくらい環境が整ってきています。
- スマホやタブレットの普及
- 無料でも利用できる学習環境
- YouTubeやWebサイトなどの情報の充実
スマホやタブレットが普及したことにより子ども向けのプログラミングの学習環境が整い、ネットの普及でさまざまな情報が気軽に誰でも手に入るようになりました。
過去の厳しい学習環境から比べてかなり学びやすくなってきていることから、誰でもできると言われていることが理由の一つです。
昔と比べて学びやすくなったから、誰でもできるっていう人がいるんですね。
仕事として使えるレベルになるまでにかかる学習時間が短い
プログラミングが誰でもできると言われる理由の一つとして、仕事にできるレベルになるまでの学習時間が短いということが挙げられます。
子どもに人気の習い事はたくさんありますが、学ぶことで実際に仕事にできる習い事はそれほど多くありません。
- 水泳
- スポーツ
- 音楽
- アート、芸術
これらの習い事は仕事にするために途方もない時間をかけて、それでも成功するかわからないとても厳しい仕事です。
それと比べてプログラミングは仕事として使えるレベルになるために必要な時間は、圧倒的に短くなります。
プロになるまでにかかる時間の短さから、他のものと比べてプログラミングは誰でもできるという話が出てくるのです。
プログラミングが難しいとはいえ、他のことでプロレベルになるよりは簡単に習得できます。
プログラミンが向いてる子・向いてない子の特徴
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誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
✔プログラミングが向いている子の8つの特徴
- モノ作りが好き
- 好奇心が旺盛
- 一つのことに熱中する
- パズル・クリエイティブ系のゲームが上手
- ものごとにコツコツ取り組める
- じっくりものごとを考えることが好き
- 調べることが苦にならない
- 失敗しても取り組む忍耐力がある
✔プログラミングが向いてない子の6つの特徴
- 地道な作業が苦手
- 深く考えるのが嫌い
- 課題解決能力がない
- 論理的な考え方が苦手
- 継続して努力できない
- 新しいことを学ぶ興味がない
子どもの性格によってプログラミングが向いてるか向いていないかは分かれてきます。
向いてる子の特徴に当てはまる子はプログラミング学習をすることで大きな成果を得られるでしょう。
子どもの特徴は長所と短所があって、プログラミングが全く向いてない子はいません。
もし向いてる子の特徴に当てはまらなくても、実際にやってみたら才能が開花したということもよくあります。
プログラミング学習は向き不向きはあまり気にせず一度やってみるのがおすすめです。
向いてる子と向いてない子の特徴をもっと詳しくみたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>【適正がわかる14の特徴】プログラミングが向いてる子と向いてない子の違い
プログラミングの向き不向きはありますが、やってみるまで適性はわからないので、ぜひチャレンジしてみてください。
プログラミングができるようになる学び方
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誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
プログラミングを仕事にできるレベルになるには次の2つの学び方を実践する必要があります。
- 継続して学び続ける
- プログラミング教室を利用する
子どもが将来、プログラミングを使う仕事やIT関係の仕事をしたいというのであれば、この2つを必ずやるようにしましょう。
パソコンを使って本格的なプログラミングをするには、この2つの学び方を実践していきましょう。
継続して学び続ける
プログラミングをできるようになるためには、小学生向けのプログラミング教育から継続してパソコンを使ったプログラミング学習を始めることです。
小学校や習い事として学ぶプログラミング教育は、プログラミングの入り口としては良い方法ですが、あくまでも考え方までの学習です。
まずは小学生向けの学習から始め、徐々にステップアップするために、継続して学びましょう。
学習としてのプログラミングから本格的なプログラミングに進んでいきましょう。
プログラミングを学ぶ環境を整える
プログラミングができるようになるには、プロの講師から学べる学習環境を整えられるプログラミング教室の利用が必要です。
プログラミング教室では学校では習わないようなレベルの学習ができ、小学生向けの内容からステップアップして、本格的なプログラミングに進めるカリキュラムも整っています。
スポーツ選手がよいトレーナーに教えてもらうように、プログラミングもプロから教えてもらう事が必要です。
独学でもできる人もいますが、子どもの可能性を広げるためにも将来の投資としてプログラミング教室を利用しましょう。
ちゃんとしたスキルを身につけるには良い講師に教えてもらうべきです。
おすすめのプログラミング教室
小学生向けのプログラミング教室は次の2種類があります。
- ロボットプログラミング教室
- スクラッチプログラミング教室
ロボットとスクラッチの違いがわからないという方も多いため、まずはこちらの表をご覧ください。
それぞれのプログラミング教室のおすすめを見ていきましょう。
ロボットプログラミング教室のおすすめ
ロボットプログラミング教室を検討している方はこちらのおすすめ教室から探してみると良いでしょう。
おすすめの教室を3つピックアップしました。
とりあえずおすすめからロボットプログラミング教室を選んだら間違いはないですよ。
スクラッチプログラミング教室のおすすめ
スクラッチプログラミング教室を検討している方はおすすめ教室から探してみると良いでしょう。
おすすめの教室を3つピックアップしました。
おすすめのスクラッチ教室なら楽しく学習ができる環境が整っていますよ。
プログラミングは誰でもできると言うのは嘘
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できる子は少ない|できない理由|身につく力
誰でもできる理由|向いてる子の特徴|学び方|まとめ
プログラミングは誰でもできるという話と、途中で挫折したという話の両方を聞くことが多く、どちらが本当なのか分からなくなります。
ただ単に誰でもできるという言葉だけを拾うのではなく、その話をしている人がどういう意味で誰でもできると言っているのか、それを知ることが情報収集をする上では大切です。
一般的にはプログラミングができると言うと、アプリやシステム開発ができることを言いますが、これは誰でもできるようなことではありません。
ですが、教育としてプログラミング教育を受けるだけなら誰でもできるというのは間違いないです。
子どもの将来を考えたときにプログラミングをどこまで役立てるか考えて、学んでみるか検討してみてください。
誰でもできるというのは嘘ですが、学習としても将来のスキルとしても学ぶ価値がプログラミングにはあります。