保険金額が高いと返戻率アップ つみたて学資
明治安田生命の「つみたて学資」は、教育資金の出費が増える高校進学前に保険料の支払いを終えて、大学進学のために備えられる高返戻率の学資保険です。
15歳または10歳で保険料の払い込みを終えて、18歳(または17歳)から教育資金を3回、21歳で満期保険金を受け取ることができます。
契約者に万が一の時には保険料の払い込みが不要になり、教育資金や満期保険金を受け取ることができるため安心して大学の授業料の支払いなどに備えられます。
また、高額割引制度があり、基準保険金額75万円以上(学資金が75万円以上)の場合は、保険料が割り引かれるため、返戻率がアップするというのも魅力です。
受け取り方
18歳(もしくは17歳)から4年間、年金形式で教育資金を受け取ることになります。設定金額によっては大学入学資金には少し足りないかもしれません。
毎年の授業料の支払いに備えるのはお勧めです。教育資金を受け取らずに据え置きしておき、満期時に一括で受け取ることも可能です。
契約者が死亡した場合
契約者が死亡、または所定の障害状態になった場合、以後の保険料の払い込みは不要になり、教育資金や満期保険金が支払われます。
お祝い金
この商品は、18年という長期の運用をしていくため、小・中・高校入学時などに受け取れるお祝い金はありません。そのかわり、15年で払込を終えて18歳から受け取りが開始になるため、高い返戻率になります。
満期
保険料は15歳または10歳で払込が終わりますが、満期は21歳までです。
18歳から教育資金を受け取れますが、子どもの生まれ月によっては17歳から受け取れるように設定することができます。大学の入学金や授業料の支払いに間に合うように受け取れる年齢を考えて加入しましょう。
祖父母も契約者になれる?
70歳まで契約者になることができます。ただし、加入には健康状態の告知が必要なため、その条件をみたすことが必要です。
また、祖父母が契約者となるには、孫の親権者(父母ちらか)の署名が必要です。
子どもの医療保障はつけられる?
この商品には医療特約はありませんが、明治安田生命の医療保険に別途加入する方法があります。
ただし、定期保険がメインで、一生涯の保障は入院(日額〇〇〇〇円)しかつけることができず、定期的に見直しが必要になってくるので、見直しのたびに保険料が上がっていく可能性があるのが注意です。
保険料払込免除、こんなパターンも選べます
保険料払込免除になる条件は、多くの保険会社では「契約者の死亡時のみ」「契約者が死亡または高度障害状態になったとき」となっています。
しかし、この商品ではⅠ型とⅡ型で選ぶことができ、Ⅰ型は「契約者が死亡または所定の身体障害表の第1級・第2級に該当したとき」ですが、Ⅱ型はⅠ型の条件にさらに「悪性新生物にり患したとき」が追加されます。
Ⅱ型を付加することで、悪性新生物、つまりガンにかかると、治療費で家計を圧迫したり仕事を休まざるを得なくなって収入が減ったりした時でも、教育費を安心して貯めることができます。
ガンは2人に1人がかかる時代、特に働き盛りの世代がかかると経済的負担は深刻です。このような特約を付けていると安心ですね。
もちろん、Ⅱ型はⅠ型よりも保障が手厚くなっているため、返戻率は下がります。
表で見る 明治安田生命 つみたて学資の商品内容
商品名 | つみたて学資 |
契約できる年齢 | |
契約者 | 18歳~70歳 |
子ども | 0~6歳
(ただし、10歳で払込満了のプランは3歳以降加入不可) |
出生前の加入 | 140日前から可能 |
保険料払込期間 | 10歳まで/15歳まで |
受け取り方 | 年金受け取り
(教育資金を据え置きし、満期時に一括受取する方法も可) |
祝い金の有無 | なし |
育英年金の有無 | なし |
契約者が死亡した場合 | 以後の保険料の払い込みが不要
教育資金、満期保険金の受取 |
子どもが死亡した場合 | 既払い保険料相当額 |
子どもの医療特約 | 特約無し。別途、医療保険に加入ができる。 |
*当記事の情報は最初の執筆時がベースのため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:明治安田生命 積み立て学資
http://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/tumitategakushi/index.html
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